(1)岐阜城 日本100名城
@〒500-0000 岐阜県岐阜市金華山天守閣18
A岐阜城は、鎌倉時代初め二階堂行政によって標高336mの金華山(稲葉山)に朝廷への押さえのために砦を築いたのが初めといわれる。
B戦国時代に斎藤道三が居城として稲葉山城を修築して城下を整備した。
C1567年(永禄10)この城を攻め落とした織田信長は居城として大改修を実施し、「稲葉山城」から「岐阜城」と命名
その年11月からは「天下布武」を刻んだ印判を使い始めたという。
(2)掛川城
@〒436-0079 静岡県掛川市掛川1138-24
A1512年頃に守護大名今川氏が重臣の朝比奈泰煕に命じて、逆川北沿岸にある天王山に拠点を築かせた。
B徳川家康は掛川城を武田氏との抗争の拠点としたが、武田氏が滅び、徳川氏も関東に移されると、
1590年(天正18)豊臣家臣の山内一豊が入り、城の大幅な拡張を行い、三重天守や四方に曲輪群を巡らし、
城下町を惣構で囲った近世城郭へと変貌させた。
C一豊の転封した高知城と同様な姿とされる高知城天守を参考に1994年(平成6)木造で再建された。
(3)高天神城 続日本100名城
@〒437-1435 静岡県掛川市上土方嶺向
A「高天神を制するものは遠州を制する」といわれた要衝です。
B戦国時代に徳川・武田の両雄が攻防戦を繰り広げた決戦場で、東海一の堅塁を誇った山城です
B7世紀の話です。
(4)駿府城 日本100名城
@〒420-0855 静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1
A今川氏により築かれた今川館の位置に徳川家康が最初に城を築いたのは1585年(慶長12)
B家康の居城として大改修され、三重の水掘りをもつ輪郭式平城には六重・七階の天守が建ち東海道を見下ろしていたという。
C駿府城には現存建物はない。家康の晩年の居城。 |